小児腎臓科とは
小児腎臓科では、学校検尿異常、先天性の腎尿路異常、尿路感染症、夜尿症で悩んでいるといったお子さんなどを対象としています。これらの症状が疑われる場合は、血液検査、尿検査、超音波検査といった各種検査を行います。
小児腎臓科での代表的な疾患
血尿・たんぱく尿、腎炎、ネフローゼ症候群、尿路感染症など
夜尿症について
幼児期の夜尿は「おねしょ」と言われますが、5歳以降で月1回以上のおねしょが3か月以上続くものは「夜尿症」と定義されています。小学生の中でも10~20人に1人ほどはいると言われていて、症状が治まらないお子さんは、人知れず悩んでおり、自信まで喪失する場合もあります。
夜尿症は、そのうち治るという自然任せの方法は、必ずしも状況が好転するとは限りません。最近は、夜尿症に有効な治療法がありますので、生活指導および適切な治療を受ければ、早く治る可能性が高まります。お気軽にご相談ください。