小児科とは
主に小児の内科的疾患をあつかう診療科です。生まれたばかりの赤ちゃんから成人に至るまで診療いたします。日々成長していくお子さまの年齢や、各々の発達に合わせて診療をすすめていきます。
とくに小さなお子さんは、体調不良の状態であることを自分の言葉で表現するのは上手ではありません。そのため保護者の方から見て、明らかにいつも通りの雰囲気ではないと感じるようであれば、些細なことであっても速やかに受診するようにしてください。なお一般的に小児科は中学生以下のお子さんを対象としていますが、高校生以上の方につきましても対応いたします。
当院は地域にお住まいのお子さんの健やかな成長、発達をご家族の方と共に願い、そしてサポートしていきたいと考えています。地元の皆様に小児科「かかりつけ医」として、常に信頼される存在になるために、ふと気になったことでも相談しやすい環境づくりをスタッフ一同心がけていくほか、赤ちゃんやお子さんが病気になった際に少しでも快適に過ごせるようになる自宅での病児の管理のポイントなどもアドバイスいたします。
- 子どもに関することはまずは、小児科を受診して下さい。何科に行けばいいのか分からない時もまずは小児科を受診して下さい。初期診療の結果、詳しい検査や入院加療が必要と判断した場合は、周辺の地域連携病院などをご紹介します。
円滑な診療を行うために
当院へ来院される前にお子さんの症状について、あらかじめ気になる情報を箇条書きでけっこうですのでメモに取り、お知らせいただけると診察がスムーズになりやすくなります。可能な範囲でかまいませんので、ご協力いただければ幸いです。
子どもの症状を見るポイント
★ 子どもの元気なときの「平熱」を知っておくことが症状の変化に気づく目安 ★
「いつもと違う!」これは子供からのサインです。
- 親から離れず機嫌が悪い(ぐずる)
- 夜中に泣いて目が覚める
- 元気がなく顔色が悪い
- きっかけがないのに吐いた
- 便がいつもと違う
- いつもより食欲がない
- 目やにや目が赤い
今までになかった発疹に気づいたら…
- 発疹以外の症状はないか?
- 時間とともに増えていないか?
- クラスや兄弟、一緒に遊んだ友だちの中に、疑われる感染症はでていないか確認
お子さんのこんな症状見逃さないで!
(出典 和歌山小児科医会 和歌山県医師会 子どもの救急対応マニュアル 第二版)
受診時の注意点
診療は原則として順番通りに行いますが、強い急性症状のお子さんがいる場合は、緊急性を考え診察の順番が前後することもあります。あらかじめご了承ください。
インフルエンザ、風疹・麻疹、おたふくかぜ、水ぼうそうといった感染症の疑いが考えられる場合は、来院の前にスタッフへお申し出ください。